開催レポート⑥ Eエリア|セリカ・トレノ・クラウン・ハイエース……トヨタの名車が勢ぞろい

ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ2025のEエリア トヨタの名車たち 開催レポート

第1回 ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ 2025、開催レポートの第6回です。今回はEエリアに展示されたトヨタ車たちをご紹介します。

Eエリアは「トヨタの名車」がテーマ。セリカ、スプリンタートレノ、コロナ、クラウン、クレスタ、マーク2、そしてハイエースまで、昭和50〜63年のトヨタを彩った個性豊かな顔ぶれが集まりました。「ハイエースもスポーツカーだ」——私はそう思います!


トヨタ スプリンタートレノ TE27(ブラック) E-01

トヨタ スプリンタートレノ TE27(ブラック) E-01

カーボン調のボンネットとブラックボディが圧倒的な存在感を放つ、スプリンタートレノTE27。1972年に登場したこのモデルは、後のAE86へと続くトレノの源流です。オーバーフェンダーにダークなホイール、そしてカーボンパーツの組み合わせが昭和チューンドの美学を体現しています。背後に並ぶホワイトのトレノとの対比が、Eエリアのオープニングを飾りました。


トヨタ スプリンタートレノ TE27(ホワイト) E-02

トヨタ スプリンタートレノ TE27(ホワイト) E-02

こちらはホワイトのTE27。ダクト付きボンネット、ブラックのフロントグリル、そしてフェンダーミラーが当時の雰囲気をそのまま残しています。ブラックのTE27と並んで展示されたことで、同型車のカラーによる印象の違いを楽しめる贅沢な展示となりました。ホワイトボディに映えるシルバーのホイールが清潔感を際立たせています。


トヨタ コロナ ハードトップ(ティールブルー) E-03

トヨタ コロナ ハードトップ(ティールブルー) E-03

鮮やかなティールブルーが目を引く、トヨペット コロナ ハードトップ。1973年式で、四灯ヘッドライトとクロームグリルが昭和の高級感を漂わせます。セリカやトレノが並ぶ中で、コロナのハードトップが加わることでEエリアの奥行きが広がりました。走り系の車両が多い中、このコロナの落ち着いた佇まいが独特の存在感を放っていました。


トヨタ セリカ TA22(1974年) E-03-1

トヨタ セリカ TA22(1974年) E-03-1

ダークグリーンのボディに「GTV」のグリルエンブレムが輝く、セリカTA22。1970年に登場した初代セリカで、日本初のスペシャリティカーとして当時の若者を熱狂させました。フロントのルーバー付きボンネット、フェンダーミラー、そして低くしなやかなシルエット。半世紀を超えた今もその美しさは色褪せません。特別な1台です。


トヨタ セリカ TA27 リフトバック(1975年) E-04

トヨタ セリカ TA27 リフトバック(1975年) E-04

こちらもダークグリーン系のセリカ、TA27リフトバック。1974年に追加されたリフトバックボディは、クーペとは異なるファストバックスタイルが魅力です。ルーバー付きボンネットとフェンダーミラーがTA22と共通のスタイルを持ちながら、より大きなリアウィンドウで個性を主張しています。来場者が「これがセリカの元祖だ」と語り合う姿が印象的でした。


トヨタ セリカ LB2000GT RA28(1976年) E-05

トヨタ セリカ LB2000GT RA28(1976年) E-05

「CELIV GT」のグリルエンブレムを持つ、セリカLB2000GT RA28。2000ccエンジンを搭載したこのモデルは、セリカ史上初の2リッタースポーツとして登場しました。GTバッジ、ルーバー付きボンネット、そして迫力のあるフロントフェイスは、昭和のスポーツカー美学の頂点といえます。セリカが並ぶEエリアは、まさにセリカ博物館の様相を呈していました。


トヨタ セリカ TA45(レッド) E-06

トヨタ セリカ TA45(レッド) E-06

真紅のセリカTA45は、1977年に登場した2代目セリカ。初代の丸みあるフォルムから一転、シャープでウェッジシェイプなデザインに生まれ変わりました。真っ赤なボディに「GT」のエンブレム、そして社外ホイールの組み合わせが目立つ中にも清潔感とスポーティさを感じさせます。若い来場者が「これが2代目なんだ」と興味深そうに眺める姿が見られました。


トヨタ クラウン MS110(ネイビー) E-07

トヨタ クラウン MS110(ネイビー) E-07

深みのあるネイビーブルーのボディが上品なトヨタクラウンMS110。1979年式で、「いつかはクラウン」のキャッチコピーで知られる6代目クラウンです。BBSメッシュホイールと適度なローダウンが、高級セダンとしての品格を保ちながらスタイルを引き締めています。ドア横には「Super Saloon」のエンブレムが誇らしげに輝いていました。


トヨタ クラウン GS121(ブラック) E-08

トヨタ クラウン GS121(ブラック) E-08

漆黒のボディに縦桟グリル、フロントリップスポイラーが凄みを加えるクラウンGS121。1983年に登場した7代目クラウンで、「クラウン Royal Saloon」のエンブレムが確認できます。地を這う車高とマルチスポークのホイールが、VIPスタイルの原点を見せてくれます。Eエリアにおいて存在感抜群の一台で、来場者が遠くからでも目を引かれる迫力がありました。


トヨタ クレスタ GX71 E-09

トヨタ クレスタ GX71 E-09

ホワイトボディに「TWIN CAM 24」のエンブレムが光る、クレスタGX71。スクエア4灯ヘッドライトと豪華な内装で、当時のハイソカーブームの牽引役を担う、昭和60年代のトヨタらしさい1台です。極限まで落とされた車高と大径ホイールの組み合わせは、当時のハイソVIPカー文化を色濃く反映したスタイリング。隣のブラッククラウンとともに、Eエリアに「昭和の高級車」の世界観を作り上げていました。


トヨタ マーク2 GX70 E-10

トヨタ マーク2 GX70 E-10

シルバーボディのマーク2 GX70。1984年に登場したX70型のトヨタ マーク2は、コロナから独立したモデルとなり、チェイサー・クレスタの3兄弟として高い人気を誇りました。キャッチコピー「美しき正統」のとおり、端正でな雰囲気を高めており、メッシュホイールと適度なローダウンが当時のハイソカーをそのまま見事に体現しています。


トヨタ ハイエース YH51G(ブロンズ×グレー) E-11

トヨタ ハイエース YH51G(ブロンズ×グレー) E-11

Eエリアのトリを飾るのは、1988年式のトヨタハイエース YH51G。グレー×ブロンズのツートンボディに「Limited」のエンブレム、そしてローダウンと専用ホイールで仕上げられたカスタムハイエースです。「ハイエースもスポーツカーだ」——そんな言葉がぴったりの1台で、カスタムの完成度の高さに会場でも多くの来場者が足を止めていました。ワンボックスという枠を超えた、オーナーの確固たる美学が感じられます。


Eエリアを振り返って

スプリンタートレノが2台、セリカが4台(TA22・TA27・RA28・TA45)、そしてコロナ・クラウン・クレスタ・マーク2・ハイエースと、昭和のトヨタを代表する名車が一堂に会したEエリア。スポーツカーから高級セダン、そしてカスタムハイエースまで、「トヨタの昭和」の幅広さを存分に感じられるエリアとなりました。

次回はFエリア、AE86・MR2・ソアラ・スープラとさらに熱いトヨタスポーツカーたちが登場します。


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