開催レポート⑤ Dエリア|昭和後半から平成へ、日本車の進化

ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ2025のDエリア 昭和後半から平成へ、日本車の進化 開催レポート

第1回 ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ 2025、開催レポートの第5回です。今回はDエリアに展示された車両たちをご紹介します。

Dエリアのテーマは「昭和後半から平成にかけての日産車」。さらにスバル レガシィ、メルセデス・ベンツ W220という個性的なゲストも加わり、エントリー11台に加えて当日の飛び入り参加1台、計12台が揃いました。R32 GT-Rが2台並ぶ圧巻のエリアに、来場者の足が自然と止まっていました。


日産 スカイライン DR30(RS-TURBO) D-01

日産 スカイライン DR30(RS-TURBO) D-01

シルバー×ブラックのツートンボディに「RS-TURBO」のエンブレムが輝く、日産スカイラインDR30。1981年に登場した7代目スカイラインで、FJ20型エンジンを搭載したRS系は当時の走り屋たちを熱狂させました。ボンネットを開けて展示されたエンジンルームには赤いカムカバーが映え、チューニングパーツが所狭しと並んでいます。背後にMGBが見える構図も、このイベントならではの光景でした。


日産 スカイライン HR31(ブラック) D-03

日産 スカイライン HR31(ブラック) D-03

漆黒のボディに黒いホイール、そしてボンネットを全開にしたHR31スカイライン。1985年登場の8代目で、「スカイラインの乗用車回帰」とも言われたモデルです。エンジンルームには赤いカムカバーとシルバーのインテークが覗き、その仕上がりに来場者が次々と覗き込んでいました。ローダウンと黒一色で統一されたスタイリングが凄みを増しています。


日産 スカイライン HR31(ホワイト) D-04

日産 スカイライン HR31(ホワイト) D-04

こちらはホワイトのHR31。同じ型式でも、黒とはまったく異なる印象を与えます。ホワイトボディにシルバーのホイール、サイドのラインが上品に走るクリーンな仕上がりで、ストックに近いコンディションを大切に維持されているオーナーの姿勢が伝わります。隣のブラックHR31との対比が、Dエリアの見どころのひとつでした。


日産 スカイライン GT-R BNR32(シルバー) D-05

日産 スカイライン GT-R BNR32(シルバー) D-05

シルバーのボディにボンネットオープン、RB26DETTエンジンが露わになったBNR32 GT-R。1989年に16年ぶりに復活したGT-Rで、グループ A参戦モデルとしてレースシーンでも圧倒的な強さを誇りました。ブルーのホースやパーツが整然と並ぶエンジンルームは、まさに芸術品。来場者が入れ替わり立ち替わり写真を撮る姿が続いていました。


日産 スカイライン GT-R BNR32(ガンメタ) D-06

日産 スカイライン GT-R BNR32(ガンメタ) D-06

ガンメタリックのBNR32はさらに迫力満点。赤いパーツとターボが目を引くエンジンルームを全開展示しており、こちらも来場者が絶えませんでした。シルバーとガンメタ、2台のR32 GT-Rが並んで展示されるという贅沢な光景は、クルマ好きにとって夢のような瞬間。どちらもオーナーの深い愛情と手間が注ぎ込まれた1台です。


日産 ローレル HC33 D-07

日産 ローレル HC33 D-07

ガンメタリックのボディに低い車高、BBSホイールが映える日産ローレルHC33。1989年登場の7代目ローレルで、スカイラインの兄弟車として高い人気を誇りました。ボンネットマスコットが存在感を放ち、VIPスタイルの先駆けとも言えるセンスが漂います。佇むその姿は、大人のクルマの貫禄を感じさせました。


日産 180SX シルエイティ仕様(RPS13) D-08

日産 180SX シルエイティ仕様(RPS13) D-08

会場でひときわ目を引いたミントグリーンの180SX。エントリーリストには「シルエイティ仕様」と記載されており、180SXのボディにシルビアのフロントフェイスを組み合わせた個性的な1台です。フィングリルにBBSのメッシュホイール、そしてこの鮮やかなカラーリング。昭和・平成の旧車が並ぶ中で、異彩を放ちながらも会場に溶け込む不思議な魅力がありました。


日産 ブルーバードバン U11 D-09

日産 ブルーバードバン U11 D-09

シルバーのブルーバードバンU11は、Dエリアの中でも異色の存在感。ゴールドのホイールと黄色いフォグランプ、そして低い車高。ステーションワゴン・バンをここまで仕上げるオーナーの美学が光ります。「バンもここまでやれる」という証明のような1台で、来場者から多くの注目を集めていました。大好きな1台です。


スバル レガシィ BF3 D-10

スバル レガシィ BF3 D-10

Dエリア唯一のスバル、レガシィBF3がワインレッドで登場。1989年に登場した初代レガシィで、ボンネット中央のエアスクープが印象的です。当時のサファリラリーで驚異的な記録を打ち立てたことで知られるレガシィの初代モデルが、これほど良いコンディションで現役であることに感嘆の声が上がっていました。日産車が並ぶDエリアにおいて、スバルの星として存在感を示していました。


メルセデス・ベンツ W220 D-11

メルセデス・ベンツ W220 D-11

Dエリアのラストを飾るのは、ホワイトのメルセデス・ベンツW220。2000年式の5000ccという豪快なスペックで参加した1台です。エアロパーツとローダウン、大径ホイールで仕上げられた姿は、旧車たちの中でも一際モダンな輝きを放っていました。「平成の高級車」という枠でDエリアに加わったW220は、来場者に新鮮な驚きを与えていました。


飛び入り特別参加:インフィニティ・Q45(2代目)FY33型

飛び入り特別参加:インフィニティ・Q45(2代目)FY33型

当日の飛び入り特別参加として、インフィニティ・Q45(2代目・FY33型)が登場しました。ホワイト×シルバーのツートン、BBSホイールにローダウンという仕上がりで、バブル期日本の海外メーカー車を追い越せイケイケ感を象徴する高級車がDエリアに加わりました。エントリーリストにはない1台でしたが、その存在感はエリアを一層豪華に彩りました。


Dエリアを振り返って

DR30からR32 GT-Rまで、スカイラインだけでも4世代が揃ったDエリア。ローレル、180SX、ブルーバードバンといった多彩な日産車に加え、レガシィ、W220、そしてシーマの飛び入りと、バリエーション豊かな12台が集まりました。エンジンルームを開けて展示する車両が多く、旧車イベントというよりもチューニングカーショーのような熱気がDエリアには漂っていました。

次回はEエリア、人気のトヨタスポーツカーたちをご紹介します。


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