第1回ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ(2025年10月12日開催)の自動車図鑑シリーズ、第4弾です。
今回は、Dエリアに展示されたクルマたちを、古い自動車図鑑のようなヴィンテージイラストで紹介します。
Dエリアの中心となったのは、昭和後半から平成にかけて登場した日産車たち。
DR30、HR31、BNR32と続くスカイラインをはじめ、ローレル、180SX、ブルーバードバンが並びました。さらに、スバル レガシィやメルセデス・ベンツ W220、当日飛び入りで参加した車両も加わり、年代も個性も幅広いエリアとなりました。
角ばったボディライン。
ボンネットを開けたエンジンルーム。
低く構えた車高と、オーナーそれぞれの仕上げ方。
旧車イベントでありながら、どこか当時のチューニングカーショーを思わせる熱気も、Dエリアならではの魅力でした。
本記事では、実車写真をもとに再構成した「ノスタルジックオートデイ自動車図鑑」スタイルで、Dエリアの展示車両をご紹介します。写真とイラストを見比べながら、ボディラインや色、時代ごとのデザインの違いをお楽しみください。
図鑑風イラストについて
本記事のイラストは、展示車両の写真をもとに、イベントの記録として図鑑風に再構成したものです。車両の雰囲気を楽しむための表現であり、形状、色、装備、年式、型式、仕様、スペックなどが実車と完全には一致しない場合があります。
Dエリア 展示概要
展示台数:11台
エリアの特徴:DR30、HR31、BNR32と続くスカイラインをはじめ、ローレル、180SX、ブルーバードバン。さらに、スバル レガシィやメルセデス・ベンツ W220・インフィニティQ45も加わり、年代も個性も幅広いエリアとなりました。
開催日:2025年10月12日(日)|青森市浪岡中央公民館 駐車場
スカイラインの世代を見比べる
Dエリアでは、DR30、HR31、BNR32という世代の異なるスカイラインが並びました。
直線的で硬派な印象を持つDR30、端正なスタイルのHR31、そして力強くワイドな存在感を放つBNR32。同じスカイラインの名を持ちながら、ボディの造形や表情には、それぞれの時代らしさが表れています。
色やホイール、車高、エンジンルームの仕上げ方まで見比べられる、Dエリアを象徴する展示でした。
日産 スカイライン DR30(RS-TURBO) D-01


シルバーとブラックのツートンが印象的なDR30。
角ばったボディと精悍なフロントマスクには、昭和のスポーツセダンらしい緊張感があります。
会場ではボンネットを開けた姿で展示され、外観だけでなくエンジンルームにも視線が集まっていました。図鑑風イラストにすると、直線を基調としたシルエットとツートンカラーのコントラストが、よりはっきりと浮かび上がります。
日産 スカイライン HR31(ブラック) D-03


ブラックで統一された、低く構えるHR31。ボディカラー、ホイール、車高の組み合わせから、引き締まった力強さが伝わってくる1台です。
ボンネットを開けた展示姿も印象的で、来場者が細部を覗き込む光景が見られました。
黒いボディは、図鑑風に描くことで面の陰影やシャープな輪郭が際立ちます。
日産 スカイライン HR31(ホワイト) D-04


こちらはホワイトのHR31。隣に並んだブラックの車両とは対照的に、明るいボディカラーが端正なラインを引き立てていました。
同じ世代のスカイラインでも、色やホイール、細かな仕上げの違いで印象は大きく変わります。
2台を見比べられる並びは、実車展示と図鑑風イラストの両方で楽しみたいDエリアの見どころです。
日産 スカイライン GT-R BNR32(シルバー) D-05


シルバーのボディと、開かれたボンネットが目を引くBNR32。低く幅広いシルエットには、平成の高性能車らしい迫力が感じられます。
会場ではエンジンルームの仕上がりにも注目が集まっていました。
図鑑風イラストでは、フロントまわりの厚みやフェンダーの張り出しなど、BNR32らしい造形をじっくり眺められます。
日産 スカイライン GT-R BNR32(ガンメタ) D-06


もう1台のBNR32は、深みのあるガンメタ系のボディ。シルバーの車両と並ぶことで、同じモデルでも色や各部の仕上げによって異なる表情が生まれることを教えてくれます。
2台のBNR32が並んだ光景は、Dエリアのハイライトのひとつでした。
実車写真の迫力と、図鑑風イラストで見えてくる輪郭の美しさを、ぜひ見比べてみてください。
日産車の多彩な個性
スカイライン以外にも、Dエリアには異なる役割と個性を持つ日産車が集まりました。
落ち着いた風格を持つローレル、スポーティな180SX、働くクルマをベースに個性を磨いたブルーバードバン。同じメーカーの車両でありながら、目指す方向はそれぞれに異なります。
日産 ローレル HC33 D-07


ガンメタ系のボディに低い車高、印象的なホイールを組み合わせたローレル。
スポーティな車両が並ぶ中で、落ち着きと風格を感じさせる佇まいでした。ただし、ロールバー入りで只者ではない感が素敵です。
端正なセダンの輪郭に、オーナーの好みが反映された足元の仕上げ。
図鑑風イラストにすると、そのバランスの良さがいっそう伝わってきます。
日産 180SX シルエイティ仕様(RPS13) D-08


鮮やかなミントグリーン系のボディが、会場でひときわ目を引いた1台。開催レポートでは、エントリー情報に基づき「シルエイティ仕様」と紹介されています。
個性的なフロントまわりとカラーリング、低く構えたスタイルが組み合わさり、Dエリアの中でも独自の存在感を放っていました。
図鑑風イラストでは、色とシルエットの楽しさを味わってください。
日産 ブルーバードバン U11 D-09


シルバーのボディに、足元やランプまわりのアクセントが映えるブルーバードバン。実用車として親しまれたバンを、自分らしく仕上げる楽しさが伝わってくる1台です。
スポーツカーや高級セダンとは違うシルエットだからこそ、Dエリアの並びに豊かな変化を与えていました。図鑑風に描くと、長いルーフラインと低いスタンスが印象的です。
Dエリアを彩った国産車と輸入車
Dエリアには日産車だけでなく、スバルとメルセデス・ベンツも参加しました。
メーカーや車格の異なるクルマが同じ場所に並ぶことで、昭和後半から平成へと移り変わった自動車デザインの幅を感じられる展示となりました。
スバル レガシィ BF3 D-10


ワインレッド系のボディが印象的な、初期型レガシィ。開催レポートでは、Dエリア唯一のスバル車として紹介されています。
すっきりとしたボディラインと、フロントまわりのスポーティな表情。そして、高級感がすごい。
日産車が中心のエリアに異なる個性を加え、平成初期の国産車らしい空気を伝えてくれました。
メルセデス・ベンツ W220 D-11


ホワイトのボディと大きな車体が存在感を放つメルセデス・ベンツ W220。昭和の国産車が多いイベントの中で、平成の高級車らしい滑らかなデザインが新鮮に映りました。
エアロパーツやホイールなど、細部まで仕上げられた姿も見どころです。
図鑑風イラストでは、ほかの展示車両とは異なる曲線的なシルエットを楽しめます。
当日飛び入りで参加した車両
インフィニティ Q45(FY33)


当日の飛び入り参加として、ホワイトとシルバーのツートンが印象的な車両もDエリアに加わりました。
開催レポートの個別見出しでは「インフィニティ Q45(2代目)FY33型」と紹介されています。一方、記事末尾では別の車名表記も見られるため、本記事では公開前に正式な車名、型式、年式を確認したうえで表記を確定します。
エントリーリストにはない特別参加ながら、堂々としたボディと低く構えたスタイルが、Dエリアの並びをさらに華やかにしていました。
Dエリアを振り返って
Dエリアは、昭和後半から平成にかけてのクルマの変化と、オーナーそれぞれの仕上げ方を一度に楽しめるエリアでした。
DR30、HR31、BNR32へと続くスカイライン。
ローレル、180SX、ブルーバードバンという多彩な日産車。
そして、レガシィ、W220、当日飛び入りで加わった車両。
ボンネットを開けた展示も多く、外観の懐かしさだけではなく、クルマを仕上げ、維持し、走らせるオーナーの情熱まで感じられる空間でした。
写真で見る実車の迫力と、ヴィンテージ図鑑風イラストであらためて見えてくる造形の面白さ。両方を見比べながら、Dエリアに集まったクルマたちの個性を楽しんでいただければうれしいです。
次回予告|Eエリア編
次回の「ノスタルジックオートデイ自動車図鑑」は、Eエリア編を予定しています。
セリカ、スプリンタートレノ、コロナ、クラウン、クレスタ、マーク2、ハイエースなど、世代もスタイルもさまざまなトヨタ車が並んだEエリア。
その姿を、実車写真とヴィンテージ図鑑風イラストでご紹介します。


コメント