第1回 ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ 2025、開催レポートの第4回です。今回はCエリアに展示された日産車たちをご紹介します。
Cエリアは「ジャパンスカイラインをはじめとした日産の名車」がテーマ。昭和40〜60年代の日産を代表するモデルが揃い、旧車ファンにとってはたまらないラインナップとなりました。なお、エントリー11台のうち1台は当日欠席となりましたが、残る10台が存在感たっぷりに会場を飾りました。
日産 スカイライン HGC211(ジャパン)シルバー C-01

シルバーにブラックのツートンボンネットが決まった、日産スカイラインHGC211、通称「ジャパン」。1977年に登場した5代目スカイラインで、「スカイラインはいつもターボより速かった」のコピーで一世を風靡したモデルです。レトロレーシーなホイールと絞り込まれたローダウンスタイルが、昭和の走り屋文化を今に伝えています。フロントに掲げられた「故障」ステッカーはご愛嬌。
日産 スカイライン HGC211(ジャパン)ホワイト C-02

こちらはホワイトのジャパンスカイライン。背後にオレンジのブルーバードが見える構図がCエリアらしい一枚です。ウィンドウには「LOVE」のステッカーが貼られ、オーナーの個性が光ります。同じジャパンでもカラーと仕様の違いで全く異なる雰囲気を醸し出しており、並んで展示されることでその違いを楽しめました。
ダットサン ブルーバード P510(1969年) C-03

目が覚めるようなオレンジのボディが圧倒的な存在感を放つ、ダットサンブルーバード510。1967年に登場したP510は、当時のモータースポーツでも活躍した走り屋たちの憧れのモデルです。ボンネットを開けて展示されたエンジンルームには「IPF」のステッカーも確認でき、走りへのこだわりが伝わります。ハヤシレーシングホイールと車高の絶妙なバランスが、昭和チューンドの粋を体現していました。
ダットサン ブルーバード P510(1971年) C-04

ゴールドのブルーバード510は、オレンジの1台と並んで展示されていました。フェンダーミラーとクロームバンパーが当時のままに保たれており、こちらはよりストックに近いコンディションでの参加。同じP510でも仕上げの方向性が異なる2台が並ぶことで、旧車の奥深さを感じさせるエリアとなりました。
日産 フェアレディZ S30(1977年) C-05

シルバーのボディが美しい、日産フェアレディZのS30型。1969年に誕生した初代Zで、そのロングノーズ・ショートデッキのスタイルは登場から半世紀以上が経つ今も色褪せません。丸型ヘッドライトと滑らかなフロントフェイスが、スポーツカーとしての純粋な美しさを主張しています。ノーマルに近いコンディションで参加されており、オリジナルの良さを大切にされているオーナーの姿勢が伝わってくる1台でした。
日産 フェアレディZ S130(1983年) C-06

深みのあるダークブラウンが印象的な、フェアレディZのS130型。1978年に登場した2代目Zで、S30より一回り大きくなったボディが特徴です。ボンネットのエアアウトレットとワイドなフェンダーが精悍さを演出しており、背後に見えるS30との2ショットはCエリアのハイライトとも言える光景でした。初代と2代目、2世代のZが並ぶ贅沢なエリアとなりました。
日産 セドリック 330(1979年) C-07

ゴールドのボディにスポークホイールが上品な、日産セドリック330。1975年から製造された6代目セドリックで、ハードトップボディの流麗なラインが際立っています。当時の高級サルーンとしての風格をそのまま残しており、来場者から「懐かしい」「親父が乗っていた」という声が多く聞かれた1台でした。
日産 セドリック 430(1983年) C-08

ダークブラウンのセドリック430は、ボンネットを開けてエンジンルームを展示。縦格子のグリルと角形4灯のヘッドライトが昭和後期の高級車らしさを醸し出しています。丁寧に磨き込まれたエンジンルームは、オーナーの長年の愛情を物語っていました。来場者がじっくりと覗き込む姿が印象的でした。
日産 グロリア P430(1982年) C-09

ホワイトのグロリアP430もボンネットを全開にして展示。カラフルなプラグコードやチューニングパーツが覗くエンジンルームは、見応え十分でした。セドリックとグロリアは兄弟車ながら異なるフロントフェイスを持ち、並べて見比べるとその違いがよくわかります。BBS風のメッシュホイールとローダウンスタイルが、グロリアの持つ上品さとスポーティさを両立させていました。
日産 セドリック Y30(1985年) C-10

漆黒のボディに縦桟グリル、そしてフロントリップスポイラーが迫力を添えるセドリックY30。1983年に登場した8代目セドリックで、VIPカースタイルの原点とも言われるモデルです。地を這うような低い車高と大径ホイールの組み合わせが凄味を増しており、会場でもひときわ目を引く存在でした。昭和の終わりから平成初期にかけての「VIP文化」を知る方には特に刺さる1台ではないでしょうか。
Cエリアを振り返って
ジャパンスカイライン2台、510ブルーバード2台、フェアレディZが2台、そしてセドリック・グロリアが4台と、昭和の日産を象徴する顔ぶれが揃ったCエリア。初代と2代目のZが並ぶ贅沢な光景や、同型でも全く異なる仕上げの510ブルーバードなど、見どころの多いエリアとなりました。
なお、エントリーいただいていたサニートラック(C-11)は当日欠席となりました。次回のご参加をお待ちしております。
次回はDエリア、昭和後半から平成にかけての日産車とレガシィ、W220をご紹介します。
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