開催レポート⑨ Hエリア|コルベット・カマロ・C1500……磨き上げられたアメ車3台の競演

スタルジックオートデイ イン ナミオカ2025のHエリア 開催レポート

第1回 ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ 2025、開催レポートの第9回です。今回はHエリアに展示されたアメリカ車たちをご紹介します。

Hエリアは迫力の「アメリカ車専用エリア」。エントリー5台のうち、H-03(カマロ)とH-05(キャデラック)は残念ながら当日欠席となりましたが、残る3台——シボレー C1500、コルベット スティングレー、カマロ SS——が青森・浪岡の空の下にズラリと並びました。ボディのうねりとスケール感、そして来場者が息をのむほど磨き上げられた輝き。「本物のアメリカ」がここにありました。


シボレー C1500 H-01

シボレー C1500 H-01

クリーミーなホワイトボディに、アメリカ国旗とカリフォルニア州旗がさりげなく飾られたシボレーC1500。1996年式のエクステンドキャブで、ローダウンとクロームのリムホイール、ホワイトリボンタイヤが完璧なアメリカンカスタムトラックのスタイルを作り上げています。ダッシュボードにはハワイ州のプレートが誇らしげに飾られ、オーナーのアメリカへの深い愛情が伝わってきます。全長5メートルを超えるボディが醸し出す存在感は、国産車とは次元の異なるスケール感。「青森でこんなクルマが見られるとは」と来場者が驚く声があちこちで聞こえました。


シボレー コルベット スティングレー H-02

シボレー コルベット スティングレー H-02

深みのあるワインレッドのボディに、フロントフードを大きく跳ね上げて展示されたコルベット スティングレー。1970年式・5700ccという圧倒的なスペックを持つ3代目コルベットで、クロームのインテーク、赤いプラグコード、精緻に組まれたV8エンジンが来場者を次々と引き寄せました。ボディのうねりと張り出したフェンダー、低く構えたシルエットは、まさにアメリカンマッスルカーの頂点。ピカピカに磨き上げられたボディに曇り空が映り込む様子は、それだけで1枚の絵になっていました。熱心にエンジンルームを覗き込む来場者の姿が、その魅力を物語っています。


シボレー カマロ SS H-04

シボレー カマロ SS H-04

ダークバーガンディのボディにボンネットを全開にして、「CAMARO SS 350」のバッジをきらりと光らせていたのが1969年式カマロSS。BFグッドリッチのラジアルタイヤ、クロームのホイール、そしてエンジンルームに整然と並ぶV8パーツの数々が、半世紀以上前のアメリカ車とは思えない完成度で迎えてくれました。フロントグリルの「SS」エンブレム、ボンネットのパワーバルジ、横から見たときのマッシブなシルエット——どこを切り取っても、ファーストジェネレーション カマロの美学が詰まっています。コルベットと並んで展示された光景は、アメ車好きにとってはたまらないものでした。


Hエリアを振り返って

3台のみの展示ながら、Hエリアはイベント全体の中でも特別なオーラを放っていました。1960〜90年代のアメリカ車に共通する「ボディのうねり」「圧倒的なスケール感」「V8エンジンの存在感」——そのすべてが、ピカピカに磨き上げられた状態で浪岡に集結しました。「日本の旧車だけじゃないのがいい」「アメ車ってやっぱりかっこいい」という来場者の声が印象的でした。オーナーの皆さんの愛情と手間に、改めて感謝です。

次回はいよいよ最終回、HBエリア——昭和17年製ハーレーから国産名車まで、二輪・三輪19台をご紹介します。


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