開催レポート② Aエリア|レジェンドカーたちが浪岡に集結

ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ2025のAエリアのレジェンドカーたち 開催レポート

第1回 ノスタルジックオートデイ イン ナミオカ 2025、開催レポートの第2回です。今回はAエリアに展示されたレジェンドカーたちをご紹介します。

Aエリアは「歴史に名を刻む名車」が集まるエリア。昭和30〜40年代の国産車から、国内では滅多に見られない希少な輸入車まで、まさに動く博物館のような顔ぶれとなりました。曇り空の下、磨き上げられたボディが静かな存在感を放っていました。


日産 ブルーバード 410型

日産ブルーバード410型

淡いミントグリーンのボディが目を引く、日産ブルーバード410型です。1963年から製造されたこのモデルは、当時の「マイカーブーム」を支えた一台。クロームメッキのグリルと小ぶりなフェンダーミラーが時代を物語っています。これだけの状態で現存していること自体が奇跡といえる1台です。


日産 セドリック 130型(ホワイト)

日産セドリック130型ホワイト

白いボディにホワイトウォールタイヤがよく映える、日産セドリック130型。1965年前後のモデルで、当時の高級セダンの風格をそのままに残しています。四灯式のヘッドライトと重厚なフロントグリルが昭和の威厳を漂わせます。オーナーの長年にわたる丁寧なメンテナンスが随所に感じられる1台でした。


日産 セドリック 130型(ダークグリーン)

日産セドリック130型ダークグリーン

こちらも同じセドリック130型ですが、ダークグリーンのボディカラーが落ち着いた上品さを演出しています。同型が並んで展示されることで、カラーバリエーションの違いを楽しむことができました。ボンネットに記された「Cedric Family」のエンブレムが誇らしげです。


日産 グロリア A30型

日産グロリアA30型

漆黒のボディに、ホワイトウォールタイヤが映える日産グロリアA30型。1960年代前半の高級セダンで、当時はセドリックと並ぶ日産の顔でした。大きなボディに堂々としたフロントフェイス、そして磨き上げられたクロームパーツ。来場者が思わず立ち止まって眺める、圧倒的な存在感を放っていました。


ホンダ TN360トラック

ホンダTN360トラック

ベージュのボディがどこか懐かしいホンダTN360トラック。1967年から製造されたこの軽トラックは、農村部を中心に日本全国で活躍した働くクルマの代表格です。丸いヘッドライトと愛嬌のあるフロントフェイスが印象的。荷台にはミニバイクが積まれ、オーナーのこだわりが随所に感じられる展示でした。


マツダ ポーター

マツダポーター

赤とベージュのツートンカラーが鮮やかなマツダポーター。昭和50年代の軽トラックで、コカ・コーラのラッピングが施されたインテリアが目を引きます。軽トラックながら、これほどまでに手を入れて仕上げているオーナーの愛情が伝わってくる1台。会場でも子どもたちが興味津々に眺めていました。


ホンダ N360(赤)

ホンダN360|N3

鮮やかな赤いボディのホンダN360。1967年に登場した軽乗用車で、当時の軽自動車販売台数No.1を記録した国民的な1台です。コンパクトながら愛らしいフォルム、クリーンに保たれたクリーム色のインテリアがとても印象的でした。隣に並んだ黒いミニと対比をなす姿も絵になっていました。


ホンダ N360 / N600(ブラック)

ホンダN360|N2

こちらはブラックのN360で、エンジンフードを開いて展示していました。小さなボディの中に収まったエンジンルームを覗き込む来場者が絶えませんでした。このサイズにこれだけのメカニズムが詰まっているという驚きと、当時のエンジニアたちへの敬意を感じさせる展示でした。


ホンダ Z(マットブラック)

ホンダZ

マットブラックに仕上げられたホンダZ。エントリープレートには「A-09」の番号が確認できます。1970年に登場したホンダZは、N360をベースにしたファストバッククーペで、そのスタイリッシュなフォルムは今見ても色褪せません。個性的なマットブラックの仕上げが、このクルマの存在感をさらに際立たせていました。


スバル 360

スバル360|てんとう虫

水色のボディが愛らしいスバル360。「てんとう虫」の愛称で親しまれた、1958年登場の国民車です。フロントのボンネットを外して展示しており、前輪とエンジンルームを覗き込む来場者が多数。リアエンジン・リアドライブという独特のレイアウトは、今の時代から見ても驚きの設計です。昭和の日本の道路を走り回ったこの小さなクルマが、これほど大切に保存されていることに感動を覚えました。


MGB ロードスター

MGBロードスター

ダークグリーンのボディが美しいMGBロードスター。英国MG社が1962年から製造したオープンスポーツカーで、スポークホイールと流麗なボディラインが往年の英国車の魅力を存分に伝えています。国内ではなかなか見られない1台で、来場者の目を引いていました。後方には三菱ジープも控えています。


三菱ジープ

三菱ジープ

カーキのボディに幌屋根、無骨な7スリットグリルが迫力満点の三菱ジープ。米国ウィリス社のジープを三菱が国産化したモデルで、戦後日本の復興とともに歩んだ1台です。背後に赤い消防車が見える構図も、この日の会場ならではの風景でした。ゴツいタイヤと無骨なフォルムは、現代のSUVとは一線を画す本物の道具としての存在感を放っていました。


Aエリアを振り返って

昭和30〜40年代の国産セダン、愛らしい軽自動車たち、そして英国車と国産ジープ。時代も国も異なる12台が一堂に会したAエリアは、まさにレジェンドカーの殿堂でした。

どの1台も、オーナーが長年にわたって大切に維持してきた愛車です。こうして浪岡の地で多くの方に見ていただけたことを、スタッフ一同とても嬉しく思っています。

次回はBエリア、スカイラインの名機・ハコスカとケンメリが登場します。どうぞお楽しみに。


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